今まで警備ロボットに夜間警備させるときには、管内の通常警備システムを解除しておく必要がありました。
ご紹介の記事のシステムでは、ロボット単独で侵入箇所の警備システムを解除してくれるそう。
夜間警備箇所でもロボットが自由に侵入できるので、清掃でも警備でもよりスムーズに運用できるようになりました。
【参考サイト】警備システム稼働中でもロボット単独で巡回警備/清掃が可能に、大和ライフネクスト
大和ライフネクストは2025年1月22日、Octa Robotics、綜合警備保障と共同でロボットとセキュリティシステムの連携に関する実証実験を行い、夜間など無人の時間帯の清掃/警備業務について、セキュリティシステムを維持したままロボット単独で行うことに成功したと発表した。
建物/施設管理へのロボット活用では、ドア連携(ロボット単独での横移動)、エレベーター連携(ロボット単独での上下移動)と並び、夜間などセキュリティシステム稼働中にロボット単独での活動を行う際の「セキュリティシステム連携」が課題となる。
実証では、建物内のセキュリティシステム稼働中に、警備ロボット自身が通過エリアのセキュリティシステムだけを随時解除しながら建物内の巡回警備を行った他、警備ロボットによるセキュリティシステム解除支援のもと清掃ロボットが建物内の巡回清掃を実施。人によるセキュリティシステムの解除作業を必要とせず、ロボットが建物内を自由に動ける環境を実現した。