大規模災害で大変なのは発生した際の廃棄物処理だそうです。訓練を四日市市の自治体職員さんがされたそうです。どういう訓練なんだろう?と疑問でチェックしてみました。
廃棄物を仮置き場に想定している箇所に運び込むという設定のようです。
いざという時のために、訓練を通じて人材育成や現場対応力の向上を図るのは大切ですね。
【参考サイト】三重 四日市 大規模災害の発生を想定し災害廃棄物処理の訓練
地震や大雨など大規模な災害が発生した際に出る災害廃棄物の処理について自治体職員のスキル向上を図ろうと、実際の仮置き場の候補地を使った三重県内初の訓練が四日市市で行われました。
訓練は台風による大雨で川が氾濫し、大量の廃棄物が発生した想定で行われ、県内の自治体の職員などおよそ50人が参加しました。
会場は四日市市が実際の仮置き場の候補地に選定している場所で、事前に検討しているレイアウトをもとに電化製品や木くずなど廃棄物の種類ごとに区画を設置しました。
そして、参加者たちは搬入者役や仮置き場の管理役に分かれ、車両で運び込まれた廃棄物の種類を受け付けで確認したり、荷降ろし作業を手伝ったりするなど一連の対応を学んでいました。
三重県によりますと、過去最大クラスの南海トラフ地震が発生した場合、災害廃棄物は1820万トンにのぼると推計されていて、市や町が設置する仮置き場で受け入れる計画になっているということです。
三重県の中島伸幸資源循環推進課長は「災害廃棄物の処理は候補地の選定など平時からの備えが重要で、訓練を通じて自治体の人材育成や現場対応力の向上を図っていきたい」と話していました。