建物やファシリティの地図を起点して、警備、案内、清掃など様々なビルメンロボットを協働させようという技術を検証しているというニュースです。
ちょっと理解しづらいところありそうですが、清掃ロボット、案内ロボット、警備ロボットなどそれぞれのメーカーごとで違うマッピング方法を、この地図変換技術において統合・変換された地図を「ロボ★メン」サービスなるプラットフォームから各清掃ロボットやその他ロボットにデータ配信して、それぞれを動かしていこうということ。
建物などの図面、地図かを起点にしてさまざまなメーカーのサービスロボットを動かしていこうという発想です。
うーん、なるほどね。これはつまり、ビルメンロボット操作のプラットフォームを目指しているということですね。新しい発想の新しい技術。そして、それをまとめて毎日発信しているビルメンポスト!(少し誇らしげ、苦笑)
【参考サイト】清掃/配達/警備など異種ロボット間で地図を共用できる地図基盤技術の共同研究を開始 NTT西日本とテルウェル西日本
西日本電信電話株式会社(以下、NTT西日本)はテルウェル西日本株式会社と清掃ロボット、配達ロボット、警備ロボットなどのサービスロボット間で地図を共用できる地図基盤技術の確立をめざした「異種ロボット間の地図シェアリングの実現に向けた共同研究」を開始することを発表した。
サービスロボット市場の高まりを受け、NTT西日本では「Smart10x」における新領域ビジネスの拡充・拡大に向けた取り組みとして、労働力不足を解消すべく、あらゆるサービスロボットが協調・連携し、人に寄り添った様々なサービスを提供する社会実現をめざした研究開発に取り組んでいる。具体的には生活空間でロボットが安全走行するために必要となるロボットのための地図基盤に着目し、サービスロボット毎の地図生成が必要となる従来の垂直統合型の地図生成・管理方式ではなく、様々なロボット間で地図を効率的に共用できる地図シェアリング方式に関する技術確立を推進している。
一方、テルウェル西日本ではビジネスユーザー向けに遠隔制御した小型の清掃ロボットでオフィス(事務室)・店舗などの掃除機掛け作業を自動で行い、その清掃結果をタブレット・PC 等で確認することができるサービス「クラウド型オフィスロボット清掃サービス ロボ★メン」を2022年4月より提供し、今後「ロボ★メン」のプラットフォーム上に様々なロボットをラインナップすることを検討している。