ビルメンテナンス協会から出ている「新型コロナウィルス感染拡大予防ガイドライン」が10/14で改定されていますね。
見落としていました。
主な改定点は以下です。
・空気感染のリスク評価の追加
・業務中は常に適切なマスクを着用する(できれば不織布)
・トイレのハンドドライヤーは、適切な清掃が行われている場合は使用可
・従業員控室では、食事以外は常にマスクを着用すること
・実情を踏まえたうえで、連携医療機関と抗原簡易キットの活用を検討すること
・健康観察アプリなどを活用し、従業員の毎日の健康状態を把握すること(特段アプリを進めるものではない、健康状態の把握ができれば別の方法で構わない)
・従業員が集団生活をしている場合は、定期的なPCR検査の活用を検討すること
以上ですが、さすが日本のビルメンテナンス協会ですね。
これでもかの細かい指導です。諸外国に比べて日本の衛生環境が高いのも、こういう微に入り細に入りの情報提供が普通に出てくるのと、それを自然に受け入れている我々の真面目な文化環境でしょうね。
もちろん、今回の紹介記事において、これはいい意味で捉えています。
以下、「ビルメンテナンス業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」※10月14日改定 のダウンロードページです。
【参考サイト】ビルメンテナンス業における新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン 令和3年 10 月 14 日改定
新型コロナウイルス感染症対策専門家会議「新型コロナウイルス感染症
対策の状況分析・提言」(2020 年5月4日)においては、「今後、感染拡大
の予防と社会経済活動の両立を図っていくに当たっては、特に事業者にお
いて提供するサービスの場面ごとに具体的な感染対策を検討し、実践する
ことが必要になる。」とされたところである。
特にビルメンテナンス業では、ビルメンテナンス業務を通して、感染拡
大の予防(施設内における交差感染を防ぐ・従業員が感染しない・従業員
が感染を広げない)と社会経済活動の両立を図っていくに当たって、サー
ビスを提供する施設の用途に応じて具体的な感染対策を検討し、実践する
ことが重要である。
このため、ビルメンテナンス業界においては、政府の基本的対処方針を
踏まえ、専門家会議提言において示された感染拡大を予防する「新しい生
活様式」の実践例も踏まえつつ、基本的考え方と具体的取組(①各ビルメ
ンテナンス事業者が受託する多種多様な施設のビルオーナー(事務所施
設、商業施設、病院、公共施設等)との協働による、個々の施設の実情に
応じた感染対策及び施設利用者に対する協力依頼・情報発信、②従業員の
感染対策・健康管理)に関して、本ガイドラインを定めることとする。
また、ビルメンテナンス業従業員は、他業種と比較して重症化するリス
クが高いとされる高齢者が多いという特徴がある。感染拡大を予防するこ
とに加えて、従業員の安全を確保するためにも業界をあげて本ガイドライ
ンを普及する必要がある。
なお、新型コロナウイルスの最新の知見や今後の各地域の感染状況等を
踏まえて、本ガイドラインは随時見直すこととする。