ちょっとおさらいで、「スマートビルディング」とは、建物内のあらゆる情報を集めて分析し、それをIoTのもとに統合し、情報管理してビルメンテナンスや業務管理に生かすシステムのことです。
大手さんは、一括での導入サービスもしてくれるビルのDX化に向けたコンサルタントサービス進めてみえますね。
前にも似たサービスを紹介させていただきましたが、だんだん中小既存ビルもDXをかじれるサービスが提供されるようになってきました。
既存のビルもテナントに選ばれるためには、スマートビルディングに背を向け続けていくわけにもいかなくなってきます。
ビルのスマート化が進んでくるにあたって、当然にビルメン企業の立ち位置も変わってきます。
FMの下請けになるのか、独自の立ち位置を創れるのか。
変わっていくビル管理業の中にあって、そこで働くビルメンマンも当然に変わっていかなければいけないわけで、注意深く見ていれば、いよいよ面白い次代にビルメンテナンス業界も来たと思います。
【参考サイト】ソフトバンク、ビルまるごとスマート化する「Smart Work Solution」–スペースを企業間でシェア
Smart Work Solutionは、スマートな働き方を支援するソリューション「WorkOffice+(ワークオフィスプラス)」と導入に必要な各種施工作業やコンサルティング、通信ネットワークの環境構築、軽食などの無人販売サービスなどをパッケージにしたもの。同日からオフィスビルの管理者向けに提供を開始する。
WorkOffice+は、オフィスビルの管理者と各テナント企業の管理者、従業員がそれぞれスマホなどで利用できるソリューション。会議室やデスクを企業間でシェアリングできるほか、来客専用QRコードの発行により、入館受け付けの自動化やオフィスビルの管理者とテナント企業による双方向のコミュニケーションが取れるなど、ビルの効率的な運用を促す。