空気除菌システムも最近、次々に出てきています。
ビルメンポストでも連日この手の除菌システムばかり紹介している感ありますが、別にそればかり狙って探しているわけではなくて、ビルメン関連のニュースを探していてもヒットしてくるのがこの手の記事ばかり。
やはり世間全般でのトレンドなのでしょう。
空気環境をこれほどまで気にするようになったのは、コロナ禍がもたらした結果ですが、多くの人がいつまでも防護服を着た人による除菌消毒作業ばかりやっていられないと気づいてきているわけです。
世間のトレンドは確実に、ビル建物自体が施設内において日常的に除菌消毒をしてくれているという機器を求めています。
それに一番なじみやすいのが、日常生活において目につきにくい天井や屋上に設置するタイプだというのは当たり前です。
さらに、こちらのカセット形ファンコイルユニットの除菌装置は簡単に既存ビルにも設置できるという大きな普及要因も備えています。
こういう機器の効果を視覚的にわかりやすく測定してくれる計器とセットでこれから広く普及していくのでしょう。
ビルメンテナンス業界、建物管理、FMにおいても健康で快適な空気環境を維持するファシリティマネジメントは新しいステージに入っていきそうです。
【参考サイト】学校施設の「快適な環境」を守るUVCランプ搭載空気除菌システム「健康空調(R)シリーズ」
高層ビルや病院、工場など、さまざまな建物の空調機器を手がける新晃工業は、UVCランプ搭載空気除菌システム「健康空調(R)シリーズ」の新ラインアップとなる「カセット形ファンコイルユニット」を販売。新規設置だけではなく、簡単なリプレイス工事で既設品への設置も可能なため、老朽化改修が進む学校施設での導入が期待されている。
主な特徴は、(1)ファンコイルユニット内部に超⾼出⼒の紫外線照射が可能なUVCランプを搭載し、空気中の細菌・ウイルスを分解・除去することで、クリーンな空気を室内に供給。多くの子どもの生活空間となる学校などの感染症対策に貢献する。
(2)同社で採用しているUVCランプは、強⼒な紫外線照射で細菌やウイルスの除去が可能である一方、200nm以下の波⻑をほとんど含まないため、⼈体に悪影響のあるオゾンなどの2次汚染物質が発生しない。
(3)ファンコイルユニット内部にUVCランプを組み込むため、機外への紫外線漏洩の心配がなく、点検用パネルを開けるとUVCランプが切れる安全装置付。
(4)既設品へのリプレイスには、機器本体への大がかりな工事は不要。天井パネルの交換と簡単な接続工事だけで、容易にUVCランプ搭載機器へグレードアップすることが可能など。