奇しくも私のところのマンションも現在外壁大規模修繕中ですが、管理会社の1.1億円の見積りが6千万になりました・・・・。
よく言われていることですが、マンション大規模修繕は住人の知識不足につけこんだ管理会社、設計事務所の言いなりになってしまっている管理組合が実に多い。
大規模修繕はマンション管理会社にとって、まさにまとまった利益の稼ぎどころ。
逆に、ここでまとまった稼ぎができない管理会社の営業担当は、担当外されることもしばしば。
ネットやニュースでもたまに流れるのですが、きっちり実態を知って対応できるマンション管理組合はまだ少数なのかもしれませんね。
今日、ご紹介の記事もそんな実態の氷山の一角。しょせん管理会社の営業マンは数年で担当代わります。担当マンションの何十年も先のことを親身になって考えるでしょうか???、長年勤める自分のマンション管理会社でのポジション、利益を優先させるのは、サラリーマンなら当たり前のこと。
誰でも自分が同じ立場なら、そう考えますよね・・・。そんなことは当然と理解したうえで、管理会社とはお付き合いするのが、マンション管理組合として至極全うな論理です。
管理会社と管理組合はBtoBの付き合いと理解するべきです。けして、企業対個人(マンション住人)と考えて付き合ってはいけません。企業対企業なのですから、ビジネスとして、しっかり要求、交渉するのは当たり前のことです。
管理会社と利害関係の全くない業者で、相見積もりをとるのは、当然の第一歩。
「ビルメンポスト」の管理会社、「ビルメンコンシェルジュ」は、マンション管理も得意です。セカンドオピニオンとしてご相談にも乗れますよ ♪。
宣伝で終わってしまいました(笑)。
【参考サイト】大規模修繕費、入札で1.6億円から4割抑制 大阪のマンション管理組合
分譲マンションの大規模修繕工事で、住民で構成する管理組合が契約する管理会社に頼ることもある。ただ住民側の専門知識不足につけ込んで利益をあげる業者も少なくはないと、業界関係者は証言する。管理組合が能動的に動き、約1億6千万円から1億円以下へと約4割も価格を抑えたケースがあることがわかった。
大阪市天王寺区内にある築十数年の分譲マンション。昨年春、十数年に1度の大規模修繕工事を翌年に控え、実施方法の検討を進めていた。目立った損壊はなく、管理組合では蓄えた約1億円の修繕積立金で十分賄えると考えていた。ところが、大手メーカー系の管理会社が施工も請け負うことを前提に示した見積額は約1億6千万円。予想を大幅に上回った。
「1世帯当たり追加で60万円を集めますか。もしくは6千万円の借り入れもできますよ」